首都大学野 東海大VS日体大 展望 (日体大編)

首都大学野球リーグ戦は2週目に突入するが、早くも優勝争いの大一番となる東海大日体大の試合を迎える。両チームとも2連勝の勝ち点1での対戦だが、優勝のためには負けられない一戦となる。その試合のポイントを探っていきたい。(日体大編)

 

1.両チーム強力な投手陣を抱えるが、気になる先発起用は?
 

2.クリーンナップに当たりがでているだけに、1,2番が機能してほしい
 

3.総力戦が予想される状況で頼りになる控え選手の存在。

 

日体大

 東海大に対しては昨秋と今春と負け越しているため、雪辱を果たしたい。全国でもトップクラスの投手陣は凄みを増しており、いかに打線が得点を取るかが鍵になってくる。

 

 

 予想される先発投手は、2枚看板の松本(明石商業)と東妻(智辯和歌山)である。しかし、延長戦で総力戦となる可能性もあるので、吉田(大冠)や北山(横浜)らを先発き起用し、東妻を後ろに残しておくという選択肢もある。

 

 

 打線は、クリーンナップに起用されている下級生たちが結果を残している。特に5番で起用されている橋本(敦賀気比)が絶好調で、この前にランナーをためたい。一方で2番の船山(日大三)がまだノーヒットであり、チームの柱であり攻守の要である存在に早く一本がほしい。

 

 

 期待する選手は二人。一人目は、帝京大との2戦目で逆転のタイムリーヒットを放った小林(作新学院)だ。新人戦から好調を維持しており、東海大戦でも勝負どころでの起用が予想される。もう一人はエドポロ(柏日体)である。春のリーグ戦で東海大の飯嶋から衝撃の2ホーマーを放っており、飯嶋先発が予想される2戦目での出番がある可能性も。

 

 

 東海大に勝つためには、投手陣が最小失点に抑えることが必須。春に抑えられた相手投手を攻略するのは難しく、接戦になることが予想される。我慢強く戦い、小技も絡めて得点を取っていきたい。