首都大学野球 東海大VS日体大 展望 東海大編

首都大学野球リーグ戦は2週目に突入するが、早くも優勝争いの大一番となる東海大日体大の試合を迎える。両チームとも2連勝の勝ち点1での対戦だが、優勝のためには負けられない一戦となる。その試合のポイントを探っていきたい。(東海大編)

 

1.両チーム強力な投手陣を抱えるが、気になる先発起用は?

 

2.クリーンナップに当たりがでているだけに、1,2番が機能してほしい

 

3.総力戦が予想される状況で頼りになる控え選手の存在。

 

東海大

春の優勝チームである東海大は、日体大に対しては春は2勝1敗、昨秋も2連勝しており相性はいいはずだ。桜美林戦の2戦目は、打線が8得点しておりチーム状態よ良い。

 

投手陣はエースの青島(東海大相模)が投げれる状態になく、怪我で離脱している小郷(関西)もまだ厳しそう。先発は桜美林戦と同様に原田(東海大望洋)と飯嶋(成田)が予想される。原田は春の日体大戦では2試合に先発し、15奪三振と11奪三振といずれの試合も好投を見せている。飯嶋は春の対戦でエドポロに2発打たれたものの、13奪三振を奪っておりイメージは悪くないはず。

 

打線は3番の長倉と4番の平山快の東海大相模コンビが2試合連続タイムリーと波にのっており、下位打線からも得点が生まれている。1番で起用された春の最優秀選手藤井健(大阪桐蔭)がまだ1安打と乗り切れていので、爆発に期待したい。2番を任された鈴木大(東邦)も2試合連続ノーヒットで、ショートのポジションに誰が起用されるか注目。

 

総力戦が予想される中、勝負どころで期待したいのは、杉崎(東海大相模)だ。春のシーズンは直前の怪我により出番がなく、秋に復帰。桜美林戦で代打で登場し、ヒットを放っている。元々は主力選手なので、この男の復活は東海大にとって頼もしい。

 

 

苦しい投手陣の台所事情であるが、打線も上り調子。日体大の投手陣に対して、チャンスは少ないだろうが、勝負強い選手たちで得点に結びつけたい。